◉10月企画展示 

 「布と服 二人展」

滝沢  都

 亜麻ストール、羊毛マフラー

 自然布小物/名刺入れ、袋もの

澤口  隼人

 藍染ワンピース、シャツ、

 スカート、パンツ、ベスト、

 カットソー

 

10月18日 (金)〜29日 (火) 23水休

11:00〜17:00

ノビル舎

18日・19日 滝沢都さん在廊


現代の工芸、つかうための良いものづくりのひとつの領域として、

布と服、着る、身につけるものを取り上げてきました。

古くから継承された伝統ある工法のなかで、衣食住の衣は、

経済的に急速に日常生活から遠ざかり、

家の中や、手づくりを親しむものとしては存在しますが

古来の染織技法によるものづくりを習得し、制作を続けることは

意欲ある作り手に頼るばかりになっています。

澤口の藍染は天然藍灰汁発酵建を自在に取り込んだもの、

滝沢の布は沖縄時代からの植物から繊維をとり、織るまでの過程を

故郷の信州で亜麻に取り組み、経ています。

現代に接点を持ち、つかうためのものを作り続ける彼らの日々の動き、

日常的な自然との関わり、あらためて注目したいところです。

ぜひ、会場で手にしてください。

 

 



○参加作家プロフィール (@/作家instagram → 作品、制作風景などご覧ください)

  

澤口  隼人  藍の服 ニワカヤマ工場 和歌山県日高川町 

東京・青梅の藍染工房を経て和歌山県日高川町にニワカヤマ工場をつくる。

江戸時代から伝わる「天然藍灰汁発酵建て」の藍染による服の制作をおこなう。

旅先で見た異文化の服飾のエッセンスなどを取り込んだデザインがユニークである。

@niwakayama

 

滝沢  都  亜麻・木綿・羊毛布 工房月慈 長野県真田町

沖縄本島北部の工房で染織を学び 独立、夫の転勤で石垣島に移住。2012 故郷の信州真田に戻り、土からはじまる物作りを志し、亜麻の生育から布づくりに四季を通して取り組む。和棉、藍などの染料もを育て、秋冬は羊毛の染織もおこなう。

@koubou_tukiji

 


企画展示の作家・作品詳細はHP本サイトをどうぞ!

お知らせ・変更事項はHP・SNS 双方でご案内します


* 感染症対策続けます